思ったこと

間食をやめてよかったこと5つ

私は息子を出産してからというもの、食欲に任せてバカ食いばかりしていました。おっぱいをあげてるからお腹が空くんだ!とばかりに毎食二人前を平らげ、食事と食事の合間にお菓子を食べまくり、家にある食べ物という食べ物が「見たら減る」という現象に陥っていました。そして毎日仕事帰りにお菓子をたくさん買い込み、その日のうちにほとんどを消費する、というなんとも家計にも体にもドSな行動。その日稼いだ額をその日の購入額が上回っていることもありました。

そして妊娠をきっかけに退職してからも生活のリズムは変わらず、食っちゃ寝、食っちゃ寝、を繰り返した私は5kgほど太りました。これはイカン(いかんと遺憾をかけた)(うるせえ)と思った私はある一つの決断をしました。

 おやつ(間食)をやめるということ

食事も摂りすぎ、間食もしすぎという私は、結婚してからこちら「お腹が空いた」と感じることはおろか、お腹がグーっとなることもありませんでした。え、これって結構人間というか生物としてやばくない?お腹が空くことが一瞬足りともないなんて、そんなことありえますか?このままじゃデブまっしぐら。

世間一般では糖質制限というのがブーム?になっているようですが、私はそんな極端なことはできないしすぐ挫折すると思ったので、おやつ(間食)だけを制限することにしました。糖質制限するとしたら、白ご飯はまずダメだし、パンもダメだし、うどんもダメ。蕎麦もダメ、というか炭水化物ほとんどダメだから芋もコーンもダメだし、煮物とかの味付けにも砂糖使っちゃダメだし市販のめんつゆもダメだしマヨネーズとかケチャップもダメだし、ってダメなもの多すぎるやろ!不自由!となるので多分私は心が狭いし気が短い。なのでズボラな私が決めたルールは、

  • 無駄にお菓子を食べない。
  • ちょっと口寂しくなったら飴とかチョコとかを食べずに水を飲んでみる。
  • ポテチは1袋につき2枚まで(食べるんかい)。

あとそれに加えて食事の制限も少し決めてみました。白ご飯はいつも茶碗2杯以上食べていたのを1杯までとし、おかずも一人前を取り分けたらそれ以上は食べない、というふうに、一人前はしっかり食べるけどそれ以上は食べないことにしました。食事を抜くなんていうことは私の頭にはないわけですね。食事を抜いて痩せようとするのも、逆のベクトルで不健康なので。あれこれ自分に禁止事項を定めるのではなく、結構臨機応変にというか、ゆるい制限で「続いてるぞ」と自分に言い聞かせてモチベーションを保っていました。ハンバーガーを食べる時は、セットドリンクはコーラじゃなくて野菜ジュース(無糖)にするとか。(それでいいのか?)でもこのゆるさが、結果的にすごくよかったわけですね。

1.肌が綺麗になった

チョコレートやポテトチップスを食べる量が激減(むしろほぼ食べてない)して悪い油を摂取しなくなったからか、なんとニキビが全く出なくなりました。マルチビタミン&ミネラルのサプリメントを飲み始めたこともあってか、肌の色もワントーン明るくなりました。肌が綺麗だと人生が何もかもうまくいっている感覚があるから、人間って本当に単純な生き物ですね。しゅんちゃんにことあるごとに褒められるし、会う人会う人に「肌綺麗になった?」と良く聞かれます(これはもしかしたら妄想かもしれない)。自分に自信がつきました。

2.だるさが減った

糖分を定期的に大量摂取していた時はよく原因不明のだるさにおそわれて、何事にもやる気が出ず、頭の中で文章を組み立てたり話す言葉を考えたりする能力が著しく低下していたのですが、間食をやめてからは体のだるさは全くなく、いろんなことを体系化して考えることが楽になりました。他人と話すときに言葉が出てこないことが減って、吃ることも減って、喋るのが怖くなくなりました。物怖じすることも減りました(これはもしかしたら子供産んでからかもしれないけど)。

一度だけやむにやまれぬ事情でチョコレートケーキを1ピースの半分ほど食べたことがあるのですが、その後1時間ぐらいしてからしばらく頭から胸にかけてズーンと重くだるくなりました。もう勧められても食べない、と決心した瞬間でした。もしかしたら、糖分の大量摂取は脳機能の低下につながるのでは?(どっかの偉い人、研究おねがいします)

3.生理が軽くなった

毎日おやつを食べていた時は、生理が重くて、よく生理痛で月に1日は寝込んでいました。おやつを食べるのをやめてからは、生理痛が微々たるものになりました。実際、直近の生理では痛みがほとんどありませんでした。生理特有の腰のだるさとか頭の重さはあったけど、お腹を抑えてうずくまるようなことがありませんでした。由々しき事態です。というか本当に嬉しいです。これは世の女性には特に知ってほしい情報です。

4.体重が減った

間食をやめただけで、2週間ほどで一気に5kgほど落ちました。まあ増えた分が戻っただけなので本当の意味でのダイエットになってるかどうかはわかりませんが。この5kgが落ちたところからは、体重計に乗るタイミングによって多少の上下はありますが、それ以上減ることもなくなり非常に安定しています。いいんです、数字に気をとられるより、健康な状態であることが一番なんです。

5.子供がお菓子をねだらなくなった

自分がお菓子をたくさん食べていた時は、息子もお菓子をたくさん食べたがり、お菓子を1パッケージ全部食べてしまわないと気が済まず、半分とか残してしまっておこうとすると、なんで取り上げるのかと泣きわめいたり、しまいこんだ場所の近くでまた食べたいな〜とおねだりしてきたりしていました。

今は私がお菓子を全く食べないからか、欲しがっても「チョコレート食べたい」とそっとおねだりするにとどまり、与えたとしても「じゃあこの1粒だけね」であとはしまっておく、というので満足してくれます。というか今はもうほとんどおねだりもしてきません。私のせいで甘いもの中毒にさせてしまったな、と少し後悔していたので、これは嬉しい誤算でした。

間食をやめたきっかけ

ところで、間食をやめるに至ったきっかけというものがありまして。5kgほど太ったからということもあるのですが、一番は39度近い熱を出して寝込んだことでした。何も食べられず、ひたすらアクエリアスの水割りを飲むこと数日。ようやく自力でおかゆでも作ろうと動くことができるようになったある日。なぜか「あれ?おかゆってかなり美味しいんじゃない?」と思ってしまったわけです。そこから1週間ほど毎日おかゆを作り続け、しゅんちゃんと息子に呆れられる日々。「またおかゆ〜?」いいじゃない、美味しいんだから。あらゆるアレンジおかゆを作り続け、ふと自分がお菓子というものを全く口にしていないことに気がついたわけです。なんだ、お菓子食べなくても生きていけるじゃん。とまあこういう感じです。

今はもうお菓子やアイスを見ても食べたいとも思わなくなってきたので、周りのお菓子大好きご婦人方には「ダイエット中で〜」とうそぶきつつ丁重にお断りしています。

終わり。