こんにちは、あいちゃんです。
どうしても勉強したくなる時ってありませんか?何かを吸収したい時期というか。
わたしは2回あった妊娠期間の両方がそういうテンションだったので、漢検2級と登録販売者に挑戦して、どちらも合格しました。(自慢)
一般的に推奨されるやり方(勉強会やテキストなど)が苦手なので、わたしに一番合っていた勉強法をご紹介します。
まず自分を追い詰める
いきなり追い詰めるの?!という感じですが、わたしのようなお尻に火がつかないと動き出さなかったり、何かと理由をつけてやらないことにしたがるタイプの人間にはとても有効なコマンドです。
- 周りの人に受験を宣言して応援してもらう
- 受験を決めたらすぐ申し込む
これらをやることで逃げ道を塞いで、「やる理由」を作ります。
周りの人に受験を宣言して応援してもらう
これは逃げ道を塞ぐにはかなり良い手だと思います。周りの人に宣言してしまえば、撤回にはかなりの労力が要ります。
わたしは上司の前で「登録販売者受けようかな〜」と口走ったが最後、あっという間に同僚たちにも伝わり、「受けるんだって?頑張ってね!!」とほぼ全員に応援されてしまいました。頑張るっきゃねえ!!となりましたよね。(単純)
あなたも周りから応援されてしまってはもう「いやまだ決めたわけでは…」なんて言えません。覚悟を決めましょう。
受験を決めたらすぐ申し込む
「受けようかな〜どうしようかな〜」と悩んでいる時間はハッキリ言って無駄以外の何物でもありません。
悩んでいる間はずっと止まったままですが、申し込みさえ済ませれば、あとは合格に向けて動き出すことができます。
受けようと考えた時点で申し込み可能な時期であれば、すぐさま書類を準備して願書を送りましょう。
また、願書と一緒に受験料を収入証紙で送る必要があるので(結構高い)、お金が収入証紙に化けた時点でもう逃げ出すことができなくなりますね。もったいないので。
これが合格への第一歩です。おめでとうございます。
勉強する
準備が終わったらあとは勉強するだけです。
最初にチラッと書きましたが、みんなで集まってお互いを監視し合う「勉強会」とか、用意されたテキストを読んで問題を解いていくと理解できるらしい「通信講座」とかそういう感じのことが全部苦手なので、独学です。
- 過去問をひたすら解く
- 単語帳
- 試験形式で総ざらい
これをだいたい1日1〜2時間、やらない日もあったので約2ヶ月、全部で100時間行くか行かないかぐらいでしょうか。
過去問をひたすら解く
普通は参考書やテキストである程度知識を頭に入れてから問題集などに取り掛かるのでしょう。
ですがわたしほどのプロフェッショナルになると、いきなり参考書を読んでも、どこをどう読めばいいのか、どこが大事なところなのかわかりません。(もしかして:全部大事)
なのでとりあえずいきなり過去問を解いて、間違ったところは参考書を読む、ということを繰り返します。答え合わせの時に、問題の横に正の字で間違った回数をマークしておきます。複数回間違ったところが自分の弱点、みたいな感じです。
1〜5章まであるので、章別にしてどんどん解きます。3周ぐらいすると良いと思います。
はじめは確実にほぼ0点ですが、狭い範囲で繰り返し解いて理解することでどんどん点数が取れるようになっていきます。1つの章が9割取れるようになったら次の章に進みましょう。
過去問は全部遡らなくても、法改正後の3年分ぐらいで大丈夫です。あんまり昔のだと、今と答えが違ったりしてややこしいので。その代わり、受験地だけじゃなくて全国の分を解いた方がいいです。受験地別の傾向とかはあまりあてにならないので数をこなしましょう。
単語帳
普通はスキマ時間を使って単語帳を見て勉強するような気がして、わたしも一度はやってみました。
だけど、書いたり口に出したりして覚えるタイプなので、見るだけでは全然ダメでした。
そこで画期的すぎる覚え方を思いついたのでやってみたら大当たりでした。
既に資格を持っている人の前で単語帳をおもむろに開いて、うーんと考え込むふりをしてから、今見ている問題を質問してしまうんです。
「〇〇さん、唯一のピリン系は?」「イソプロピルアンチピリン!」「(ペラッ)おー!すごい!」
人の力を借りて楽をしすぎているように感じますが、耳から入ってきた情報はなかなか忘れないし、職場の人とコミュニケーションもできるし、勉強を頑張ってる感も出せるので一石三鳥ですね。
他人を巻き込む形にはなるので、限定的すぎる方法ですが、かなりオススメです。
試験形式で総ざらい
過去問が全章9割取れるようになったら、試験形式で問題を解く練習をします。
試験形式の練習を行う目的のひとつは、時間制限や緊張感がある状態で解くことに慣れておくことです。
もうひとつは、解答欄のズレなどのケアレスミスを早めに体験しておいて、本試験の時にやらかさないようにすることです。(まじでこれが一番大事)
また、試験会場によっては暑さや寒さが厳しかったり、意外と騒音が多かったりします。
できれば、いろいろな環境で試験形式を練習しておいたほうが本番で集中しやすいと思います。
試験形式でも毎回9割以上取れるようになったら、本番では確実に8割以上取れることを保証します。
まとめ 狙うは満点

いかがでしたか?わたしと同じタイプの方なら、逃げ道を断つ事がいかに大事かおわかりいただけると思います。
私は職場のみんなに受験が知れ渡ってしまったので、お尻を叩いてくれる人がたくさんいてすごく有難かったです。
あとはどれだけ自分のやる気を引き出せるかにかかっています。
私はコンプリートしたがりなので、満点を目指すことでやる気を出しました。
え?満点?そんな頑張らなくて良くない?って感じですよね?登録販売者の情報サイトでも、参考書でも、7割〜8割を目指そうと書いてあります。
だけどわたし個人としては正直、みんな満点を目指して勉強して欲しいです。
わたしの時は、3年分の過去問全てを網羅して、参考書の内容もほぼ全部暗記したのに、本番では「何これ!?」っていうような、見たこともない問題がいくつか出てきました。
そういうのは確実に捨て問にならざるを得ないし、それ以外の問題が全部解けても8割でした。(600点満点中530点)
それに、試験会場では知らない人がたくさんいて緊張したり、試験中くしゃみや咳の音がひっきりなしに響き渡って集中できなかったり、お腹が痛くなったり、ベストな状態で解答できるとは限りません。(全部経験した)
もしいろんな悪条件が重なったとしても、満点を目指して勉強していれば、合格点は越えられると思います。
以上、あいちゃんの勉強法&経験談でした。ありがとうございました。